広告マーケティング21の原則

クロード・ホプキンスの著書で、プレミア価格が付いている名著中の名著とされている広告の本です。

実は原著は著作権フリーなので、今では無料で読むことができるのですが・・・。(なんなら小山竜夫さんが、以前、翻訳版の教材を販売していましたが)誰もが英語をスラスラ読めるわけではないので、本書を読んではじめてホプキンスの理論に触れたという方も多いようです。

内容としては、今なお、日本の広告業界でも誤解されている「広告は物を売る以外にも様々な役割がある」といった詭弁を真っ向から否定し、広告とは物を売るためのものである、と断言し、その具体的な方策について語っています。

本書を境に、広告は科学となったとさえいわれているように、現代広告の礎となった理論がふんだんに盛り込まれています。早い話が、あらゆる広告本のネタ元という位置づけの本です。

なお、すごく細かい話なのですが、時折監訳者の方々が付け加えた解説が邪魔で読みづらいと感じるかもしれません。

あと、同時期のコピーライターであるジョン・ケープルズ、ロバート・コリアー、ユージン・シュワルツあたりの本を読んでいればわかるような基礎知識すら、マトモに訳せていないのはいかがなものかなと思いました。というか、ダイレクトレスポンスマーケティングの実務をやっていれば、知らないはずがないんですけどね。たぶん、そのあたりには明るくない方々の仕事なのかもしれません。まぁその辺は、この手の本にありがちなご愛嬌なのかな。

ともあれ、その辺の指摘があったからなのかもしれませんが、今は絶版して手に入りづらくなっています。