アンソニーロビンズ の新刊です。
原著・Moneyをシンガポールに住んでいた頃に買って読んだのですが、自身の語学力不足のせいかイマイチ、ピンときませんでした。
なので、満を持しての邦訳版での再読だったのですが・・・。
個人的には、 ジェームススキナーのお金の科学の方が本質に近くて好きかなーといった感じですね。
ネームバリューを利用した企画本といった感じで、やっぱり餅は餅屋というか、専門外のことに首を突っ込むもんじゃないなと。
基本的にはお勧め本を紹介するスタンスですが、ネットビジネス界隈で妙にもてはやされているのが気がかりなので、実態についてドライに書いておこうと思いました。本書に関して良い点を上げるとするならば、翻訳が非常に丁寧でわかりやすいということです。ともあれ、それでも質の低い本に感じてしまうわけですから、その実態たるや・・・ということでしょう。
追記(2025年11月10日)
昨今の、自己啓発市場の崩壊に伴い、アンソニーロビンズと、その界隈も壊滅状態になっています。
今思えば、この本もまた、その兆候を示すものだったのかもしれません。
雰囲気による熱狂は、順境にこそ強いですが、実態がないがゆえに少しでも状況が変わると一瞬で消し飛んでしまうものなんだなと感じさせられた次第です。それでも一大ムーブメントを作り上げたという点で、素晴らしい起業家だとは思います。ただそれと同時に、もう彼の時代じゃないんだなとも。
人間、どのステージにいても、変化を求め続け、レベルアップを重ねていかなければなりませんね。

