なきぼくろさんの作品です。
なきぼくろさんは、名門PL学園のOBにして、甲子園出場も達成している元高校球児です。同期には小窪哲也選手がいました。
本作の最大の魅力は、高校野球をテーマにした青春ストーリーという側面のみならず、PL学園の裏話というテイストも持っているということです。
数多の栄光の裏で、色々なウワサがあり、最近ではYouTubeを中心にPL学園出身の元選手たちがネタにして語っていますよね。上原浩治さんの雑談魂ではPLのOBが来るたびにそのネタになっています。
個人的には、福留選手世代の稲荷さんの日記も面白かったです。
イナリの野球流儀
で、前置きは長くなりましたがバトルスタディーズの感想と見どころを。
まず、率直な感想としては、主人公の狩野があまり魅力的ではありません。作品の性質上、PLの暴露話的みたいな曲解をされまいと、スポーツヒーローマンガにありがちなキャラ造形にしたことが原因ではないかと思われます。
その一方で、他のキャラクターがそれぞれ個性的かつ魅力的なので、それで作品が成り立っているのかなといった感じです。そして実在する人物がモデルのキャラよりも、オリジナルキャラの方がその感が強いですね。もちろん、なきぼくろ先生がモデルになっている飛田も魅力的ですし、今江選手がモデルになっている古谷もカリスマ性のある先輩といった感じでリスペクトを感じます。
あと、それを踏まえて本作の楽しみ方としては、キャラの名前から元となる人物を想像するのも面白そうですね。プロになられていない方でも、社会人野球までプレーをしていてそれなりに有名になられている方も多いので。





