アンジェラ・ダックワースの著書で、神崎朗子さんの翻訳です。
様々な業界の成功者が絶賛していて、ベストセラーにもなっているので、読んだことのある方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、これって、いきなり読むような本でないなと感じました。
電通鬼十則に「取り組んだら話すな、殺されても離すな、目的完遂までは」というものがありますが、何ならそれを全肯定する欧米的マッチョイズムを感じさせるようなくだりも多いです。
ただ、同調圧力とかもあって、そもそも日本人って、本書で言うところのGRIT力が強い人が多いんです。それこそ、諦めのいい合理主義者が白眼視されるくらいに・・
言うなれば、7つの習慣で言うところの4〜6の習慣同様に、日本人があらためて学ぶ必要のないような考えも多々あります。
裏を返せば、自分を肯定しうる材料になるので、そういった意味では読む価値はあるのかもしれませんが。もし、現状を変えたいと願うならば、それがネガティブに作用する可能性は想定しておいた方がいいかもしれません。本書の理論って、そういう人たちにとっては、鎖にもなりうるものだからです。

