アファメーション

ルー・タイスの著書で、苫米地英人さんが監修、田口未和さんが翻訳しています。

アファメーションの概念としては理解しているつもりでした。それゆえに、これまでの人生、何とかうまくやってきているなという実感もあります。

しかし、指導させていただく立場になった際に、再現性にばらつきがあることから、まだ自身が本質を理解していないのだろうなと実感したので、あらためて学び直すことにしました。

本書が紛れもなく良書と断言できる理由は、ルー・タイス自身が完璧な人間ではない状況で本書を書いて、なおかつおそらく未完成な状態でこの世を去ったという点にあると思います。完成された人、到達した人というのは、どこか保身的というか、きれいにまとめたがる傾向があるんですよね。特に欧米の場合は・・

そういった意味で本書は、尖っている部分が多いですし、ルー・タイスが欠けている部分をそのまま露呈しているような表現やエピソードが多々含まれています。今なお未熟な私が、さらに未熟な頃に書いた「群れない力」という本がありますが、それに近い毛色の本だと思います。(もちろんルー・タイスは、私なんぞよりははるかに成熟している方ですが)

というわけで、あまりにきれいにまとまりすぎた、いかにもな成功法則とはひと味違う、人間味を存分に感じる本なので、これから階段を駆け上がろうという意欲に燃える全ての人にお勧めできる名著だと思います。