海外におけるブランド品持ち歩きの是非について

海外でブランド品を持ち歩くと、スリやひったくりに狙われやすくなるから危険!という一般論があります。果たして本当にそうでしょうか?

結論から言うと、ブランド品を持っていなくても、アジア人というだけで目立ちますし、お金を持っている割に弱い、というパブリックイメージがあるので、どのみち狙われます。

ブランド品を持ち歩いているからどうというわけではなく、お金を持っていて、なおかつ奪いやすいから、というのが動機付けになっているのです。

そもそも、ひったくりだって、いちいちブランドまでチェックしていないですからね。あいつはCHANELだからお金を持っている、あいつはCOACHだから見せかけだけの貧乏人だ、みたいな感じでターゲットを決めたりしないですから。

奪いやすそう方から奪う、これが奴等の行動原理です。

ゆえに、狙われやすさとブランド品の利用云々は、実はそれほど因果関係はないのではないかと考えています。したがって、安物のバッグを持ち歩いているから安心だ、狙われるわけがないとタカをくくっている方がよほど危険だということを理解しておきましょう。

むしろ、スリやひったくりのリスクは、その形状にあると考えた方がよいです。片方の肩に提げるタイプのバッグはひったくりやすいですし、口がチャックで閉まらないタイプのバッグは、スリにとっては絶好の狙い目でしょう。

お財布だって同様で、ぶつかりざまに抜き取りやすい長財布なんかはお手の物でしょうし、バンカーリングが付けられない手帳型のスマホカバーなんてひったくってくれと言っているようなものです。

というわけで、情勢不安で治安の悪すぎる地域は当然として、それ以外の国であっても手荷物の形状と、周囲の環境に気を配るようにしましょう。それこそ治安の良いとされている国であっても、ひったくり被害に遭うリスクがゼロというわけではありません。旅行者は被害届を出さないことが多いことを知っているので、狙い撃ちをされるという前提で、しっかりと対策を心がけましょう。