スーツケースに関しては、こだわり出すとキリがないですし、それこそ際限なくお金が掛かるものです。ゆえに、こと起業家の方々に関しては、あまり細かいことは考えず、一般流通している中国製のよくわからないメーカー製品か、あるいは高かろう良かろうのリモワといった具合に二極化している感があります。
結論から言うと、上記の二択であれば、一般流通している中国製のよくわからないメーカー製品の方がまだマシです。そもそも、どれだけガチガチでも、結局盗まれたスーツケースは破壊され、こじ開けられるからです。どこまで行っても、スーツケースはスーツケースでしかなく、断じて金庫ではないのです。
あと、リモワの、とりわけジェラルミンに言えることなのですが。まず、そもそも無駄に重たいので、容量があったとしても、重量オーバーによる追加料金を考えると、それを最大限活かすことが難しいという実態があります。
加えて、その丈夫そうな見た目とは裏腹に、ローラー部分や、蝶番などの接続部分は総じて脆くよく破損します。そんな事情などつゆ知らず、空港で積み込みの仕事をしている外国人ワーカーは「金属のトランクだから丈夫だろう」と高をくくっているのか、はたまた「重たくて担ぐのがかったるい」と不満を抱いているからなのか、リモワのジェラルミンに関しては、かなり雑に扱い、放り投げているシーンをよく見かけます。
ただでさえ、見かけ倒しで、壊れやすいスーツケースを、そんな風に乱雑に扱えばどうなるかなんて、結果は明白ですよね。実際、私も、何度も壊されましたし、その都度修理に出す羽目になりました。
こういった実態からおわかりいただけるでしょうが、とにかくリモワに関しては、ジェラルミンは絶対にNG。それ以外のプラスティックバージョンならば問題ないですが…それならリモワである必要もないわけで。
とりあえず、すでに買ってしまったがゆえに、私はリモワのプラスチックバージョンを使っていますが。それも先日破壊されたとあって、修理には出さず引退させ、今後はサムソナイトあたりの経済的なバージンを利用する方針です。
ちなみに、スーツケースはファッションの一部として見るホテルもあり、スーツケースのブランドによって、部屋のグレードアップに反映されるという話もあるようです。
ともあれそれも、カードブランドが相応であってこその話ですし、カードブランドが相応であれば、一定以上のグレードアップは配慮されますからね。トータルで考えれば、そこまで大金を注ぎ込むような部分ではないと思います。
とりわけ、ヨーロッパ行きでトランジットを利用する場合、中東経由になることが多いわけですが。中東の空港で働いているのは、発展途上国からの出稼ぎワーカーであり、我々日本人的なサービスマインドというものを持ち合わせていないことがめずらしくありません。
人間性が云々というのではなく、そもそも、そのようなものを目にしたことも、体験したこともないので、発想自体がないのです。ともあれ、そういう方々が、作業的に重たい荷物を運ぶとなると、頑張っても、頑張らなくてもお給料が変わらないとなると…というわけですね。ゆえに、破損リスクは極めて高くなりますし、私のリモワ破損の9割は中東で発生していますので、あらためて注意を喚起しておきます。
リモワが好きだ!という場合は、せめて、私が使っているようなプラスチックバージョンにとどめましょう。わりかし柔軟で丈夫ですし、少なくともジェラルミンよりは堅牢性が高いですし(笑)

