まずは結論から。
長距離での積極的な利用は避ける、これは鉄則です。
なぜなら、そもそも、それに適した飛行機ではないからです。あらゆる面で。使うならば、他国間移動に限った方がいいですし、その範囲にしても3~4時間程度にとどめましょう。
とりあえず、ローコストキャリアは空を飛んでこそいますが、実態としては日本における高速バスのようなものだと考えましょう。すなわち、顧客属性が必ずしもいいとは言えないし、それこそ悪臭を放つ乗客が同席している可能性だってあるし、その際は地獄の時間が待っています。
ともあれ、海外の国内線や、ヨーロッパの圏内移動に関しては原則ローコストキャリアになりますし、拒絶していたら行動範囲が限られてしまいますので、ある程度の慣れは必要です。
「富裕層の私は、ローコストキャリアなんて乗っていられないわ!」
「金持ちの俺様が、なんで貧乏人と同じ飛行機に乗らなきゃなんねーんだよ」
そんな意見もあるかもしれませんが、それ以外の飛行機は一度圏内に出るような便しかなく、たとえば中東などに7時間掛けて戻り、そこから4~5時間の滞在を経て、また7時間掛けて戻るみたいな、時間とお金を壮絶に無駄にすることになるのでナンセンスです。どちらも嫌だというなら、チャーターするか、自分で飛行機を買うしかありません。
というわけで、好むと好まざるとは別に、ローコストキャリアは使わなければならない場合が多いので、その点については理解と覚悟をしておきましょう。
ただ、長距離移動については、サービスの質もそうですが、同乗者の民度などの観点から非常にストレスフルになる可能性と、その振れ幅が時に想像を絶することもあるので推奨しません。
あと、結構な頻度で遅延などが発生するため、トランジットの乗り継ぎなどで利用する際は、ヒヤヒヤさせられることもあります。十分すぎるほどに旅慣れしていて、なおかつ語学堪能で、時間も十分になるならそれでも構いませんが・・さすがに本末転倒すぎる展開になりかねないので、程々の利用にすることを推奨します。

