自分とか、ないから。教養としての東洋哲学

しんめいPさんの著書です。

東洋哲学とか、仏教系のお話は好きなので、ベストセラーということも相まって読んでみました。特に悩みがあるというわけではないのですが、思考の枠組みが広がりそうな予感がしたので・・😊

本書では、東洋哲学系の本でよく取り上げられる「空」という概念について、結構なウエイトを割いて解説しています。ヒップホップ好きとかが、インスパイアしている概念ですが、彼らのそれに共感を覚えつつも、若干の物足りなさや画竜点睛を欠く感を覚える方は、たぶんこれで空腹感を満たされるのではないかと思われます。

大学時代の前半は、割と迷走期というか戸惑い期だったこともあり、あの頃の自分が読んだら、さぞかし救われたんだろうなと思う次第です。

自分さがしというよりは、自分で何らかの大きな決断・・とりわけ、何かを捨てたときに、その判断が正しいのかどうか迷って、進めなくなってしまうと切ってあると思うんですが、その時に背中を押してくれる教えが得られると感じました。

そういった意味で、今の私には不要ですが、いつかまた必要になる本なのだろうなと感じた次第です。