隣はシリアルキラー

中山七里さんの作品です。

話題作なので、出張の移動中に一気読みしてみました。中山七里さんは、お名前こそ存じ上げていたのですが、これまで作品を読んだことがありませんでした。面白い作品だったので、推し作家がまた1人増えました😇

で、本作の感想ですが、犯人がバレバレなのに・・と思いつつも、複雑な事情ゆえに主人公の足取りが重かったり、警察も動きが鈍かったりと、やきもきさせられる作品だなあと思いながら読み進めていましたが、まさかの結末でした。

ミステリー好きにとっては、ステレオタイプに感じるキャラ造形も多いんですが、それゆえにやられた!と思った感じです。再読すると、細かい伏線が張り巡らされていて、かなりしっかりとプロットを作り込んだんだなということを感じさせられます。比べるものではないのかも知れませんが、評価の割に雑な構成であることが多い海外ミステリーの古典と比較すると、圧倒的な完成度の高さを感じます。このあたりは、中山七里さんに限らず、日本のミステリー作家の方々のレベルの高さを実感しますね。まあ、そんな感じの感想と評価、そして本編への匂わせを含みつつ・・。