海外の治安情報を調べる際は、外務省の「海外安全ホームページ」を利用しましょう。これ以外のサイトは、基本的に眉唾物の「意見」が書かれていると思った方が良いです。
SNSをはじめ、現地の人の声や、現地に行った人の話を聞くことのできる場は多いですが、それらはいずれも参考にするべきではありません。なぜなら、現地在住者の場合、治安をよく見積もることが多いからです。
そりゃそうですよね、命の危険があるところになんて住んでいられないですし、そのように認識しながら生活していたのでは気が狂ってしまうでしょうし。ともあれ、そういう理由で、案外現地在住者の話はあてにならないことが多いので注意が必要です。
現地に行った人の話も同様です。
基本的にSNSでその手の話を発信する人の多くは、旅慣れている人が多く感覚がマヒしていたり、あるいは程度の差こそありますが、イキリが多いのです。要するに「俺はこんな危ないことやっても平気だったぜ」とか「私は海外慣れしているからこんなこともやっちゃうの」みたいなアピールをするのです。
この手の、たまたま何も起きなかった幸運な経験を、あたかも現地の実態であるかのように解釈することが、どれだけ危険かは容易に想像がつくでしょう。でもって、彼らはいずれどこかで痛い目に遭うことでしょう。無謀な行動が、いついかなる時も幸運によって守られるわけがないですからね。あとそもそもの話、何か事件があって命を落とした人は、SNSにその経験を書き込めないわけです。だから、先のような話ばかりになるわけです。
いずれにせよ「安心です」といってそれを信じて何か事件が起きた場合。ネット上の発信者達が責任を問われるわけではありません。しかし外務省の関係者達は違います。その立場から来る発信情報の重みで参考対象を選ぶようにしましょう。





