きみが夢にでてきたよ

コロナ騒動のまっただ中、様々なクラファン企画が立ち上げられる中、BiSHのモモコグミカンパニーが展開したのがこの本のプロジェクトでした。

内容としては、処女作の「目をあわせるということ」の続編的な、BiSHでの活動を通じての気づきをエッセイにしたものです。

BiSHのファンじゃなくても楽しめるし、それが可能なのは、モモコグミカンパニーという1人の人間の魅力と奥行き、そしてそれを表現しきれる筆力があるからこそだと思います。

印象に残ったエピソードは「翼をくださいと絶望」です。

実は、私も同じ解釈をしていて、それを理由に、小学校の卒業式で歌わせようとしていた担任に意見をしたらビンタをされました。「あれは生きることに絶望をしている人の自●願望の歌で、卒業式にふさわしくないと思う」って言ったんですね。歌詞からは、明るい気持ちになる、未来の希望を歌っているようには思えなかったんです。(余談ですが、マラソンで歌われるZARDの「負けないで」も失恋の歌で、切ない気持ちになりますよね。なぜか応援歌扱いされていますが、負けないでの部分だけしか見てないんちゃうか?みたいに思います)

ただまあ、小学校の卒業直前にそんな事件があったんで、中学校に進学してからは、面倒くさい性格をしているやつ、教師に楯突く厄介なやつみたいなレッテルを貼ってくる人もいて、少しだけ面倒でした。色眼鏡で見られるのってしんどいな、と思うと同時に、世の中の認識に真っ向から異論反論を唱えると、時にそれが誰かの逆鱗に触れることもあるんだな、ということも学びました。(その後の人生に教訓として生きていないのが残念ですが😂)

そんなエピソードを思い出しつつ、自分とモモカンのものの見方、考え方の共通点を感じて、ちょっとだけ嬉しかったですし、あらためて推していてよかったなと思いました。