モーガン・ハウセルの著書です。
ベストセラーで、今なお売れ続けているサイコロジー・オブ・マネーの関連本という位置づけというか、そのように見て欲しいんだろうなといったコンセプトの本です。児島修さんの翻訳ということで、相変わらず読みやすいです。
お金を稼いだあとに、それをどう使っていくか?というのが本書のテーマ。例によって豊富なエビ塩酢で正解を導き出そうという現実的なアプローチをしていますが、著者自身がまだ道の途中を自覚しているからでしょうか、割とコンサバな内容に落ち着いています。
サイコロジー・オブ・マネーと比較すると、実践的な理論や考え方を学ぶ本というよりは、読み物といった毛色が強い気がします。
それでも、お金の使い方の1つとして【後悔最小化】という考えには大いに共感しましたし、マネーリテラシーを高める上での質の高い学びを得られる本だと実感しました。ともあれ、どちらかというと、まだ何もしていない人よりかは、一度投資での失敗経験のある人の方が刺さるんじゃないかなと思った次第です。本書を読んでいれば、今までの投資の失敗を避けられたかというと、ちょっと難しかったかな・・と個人的には考えています。性格とかも関係するとは思いますけどね。

