権力に翻弄されないための48の法則

ロバート・グリーン&ユースト・エルファーズの著書で、 鈴木主税さんが翻訳している本です。

鈴木さんの翻訳は、パコアンダーヒルの本とかで経験済みですが、やっぱり素晴らしい翻訳者だなと思います。行間までしっかりと配慮した翻訳がなされているので、本書もまた翻訳本が苦手という人でも読みやすい1冊だと思います。

本書の内容としては、現代版君主論といった感じで、他者を支配し、影響力を発揮する方法について学ぶことができます。

ベクトルとしてはデールカーネギーの名著「人を動かす」と同じなのですが、こちらの方がより強力で、なおかつ目的志向なので、リーダーシップを発揮する立場の人・・たとえば、起業家やオーナー社長の場合は、大いに役立つと思います。あとは、スポーツ選手とか、アーティストといった、他者とのパワーバランスで序列が決まるような仕事をしている人も。

上下巻の分冊になっているように、かなりボリューミーな本ですが、それを感じさせないのは、内容の面白さ、そして翻訳の秀逸さゆえでしょう。

非常に実践的ですし、それこそしっかりと読み込んでいれば、もう少しうまくやれたよな・・と思うことも多々あります。そういった意味で、人生の、より早い時期で読むことを推奨したい本です。つまり、人生において今がもっとも若い瞬間なわけですから、今すぐに読んだ方がいいということになりますね。